先日大宮にて、久しぶりに四目垣を施工。
四目垣とはその名の通り、隙間の模様が四つ目に見えることが由来。
四目垣は植木屋が最初に覚える垣根で、基本が詰まった竹垣です。
シンプルなだけにバランスがとても難しい。
竹の太さはバラバラなので、四つ目模様がバランスよく見えるように竹を配置します。
配置し終えたら竹同士を、シュロの木の繊維から出来ているシュロ縄という紐で結束します。
縛り方も特殊で、クネ縛りという縛り方で結んでいきます。(イボ結びや男結びとも言う)
全部結束して完成。久しぶりに縛ったら手にマメができました笑
青竹の風合いがとても良い。
近年では竹垣を提案したり施工することは少なくなってしまいましたが、こういった伝統的な仕事はいつまでも残っていって欲しいなと思います。